絵本江戸土産 について

絵本江戸土産とは

 絵本江戸土産(えほんえどみやげ)は、浮世絵絵師初代歌川広重(1797~1858)等の作品です。東海道五拾三次で世に出た広重は、その後、江戸名所百景など多数の作品を描いていますが、絵本江戸土産は、江戸名所百景の下絵になったとも考えられています。なお、絵本江戸土産は全部で10編からなっており、最初の第一編から第七編は初代広重が描いていますが、第八編から第十編は二代広重(重宣 しげのぶ)が描いているようです。

 絵本江戸土産は、見開き2ページの1枚の絵で名所が紹介され、その説明が書かれています(場所によっては、一箇所数枚、或いは1/2枚で構成されています)。

どこで手に入る

 国立国会図書館のデジタルコレクションからダウンロードできます。こちらです。

 なお、西村重長の画になる絵本江戸土産と、歌川広重の絵本江戸土産とがありますので、注意して下さい。上のリンクは広重の絵本江戸土産です。

絵本江戸土産を見ながら歴史散歩

 絵本江戸土産の絵に描かれた場所が現在どのようになっているかを、このブログに投稿しています。

 なお、各投稿記事では、絵に書かれた説明文を翻刻(書き下し文に)していますが、必ずしも原文に忠実ではありません。読みやすくなるように、適宜、現代仮名遣い、現在の漢字で書きなおしている場合があります。

 投稿記事のカテゴリーは「絵本江戸土産」です。

 以下は、絵本江戸土産に関する投稿記事の一覧です。タイトルに(未)とあるのは、未だ現在の様子を書き込んでいない記事であることを示しています。

 

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